1級・準1級・2級・3級 級別対策
秘書検定は独学で
3級より、2級が簡単?
英検や漢検などのいわゆる普通の検定試験の場合、3級と2級の難度には大きな差があります。3級は中卒程度なのに2級は高卒程度であったり、2級の学習範囲は3級の3倍ほどあったり、難しい面接試験があったりします。しかし、秘書検定の場合は3級と2級の差が非常に小さいという特徴があります。イメージ的には、2級というより準2級程度と考えても差し支えない程度です。よほど基礎的な国語力に自信がないというなら仕方がありませんが、まともに日本語の読み書きができるなら、敢えて3級を受けないで、最初から2級に挑戦することをお勧めします。
準1級・1級の実技
面接のある1級と準1級にチャレンジする場合、完全な独学というのは不可能と考えたほうがよいでしょう。有償でも無償でもいいので、自分の立ち居振る舞いを第三者の視点で厳しくチェックしてくれる人が必要です。ビジネス現場で多くの人を目にしてチェックしているとか、実際に秘書検定の準1級や1級を持っているという友人がいたら、お願いしてみてもよいでしょう。会社であれば上司にお願いしてみてもよいですし、学生だったら友人同士で一緒に筆記の勉強から始めて、互いに模擬面接をしてみるというのもよい方法です。こうすれば高額な授業料を負担して専門のスクールに通う必要はありません。
1級の準合格は廃止
かつて、1級の合格者には「必須資格」というものがあり、英検2級以上であるとか、TOEIC470点以上であるなどの「英語系」の資格が必須で、それに加えてタイプライター(ほとんど死語ですね)、ワープロ、珠算、速記などの選択資格を取得している場合のみ秘書検定も合格となっていました。未取得の場合は、秘書検定1級に「準合格」となり、筆記試験の日から1年以内に英語系と技能系の資格を取得しなければなりませんでした。しかし、この制度は平成15年から廃止になったそうで、現在では、秘書検定の筆記と面接に合格すればそのまま正式な合格となるそうです。(平成21年6月16日確認)
心を磨く秘書検定
秘書検定は、知識や技能だけでなく、資質や人柄を重視すると言われています。前述のように、上司や同僚に上手にお願いしたり、自分を客観的に観察したりするという経過を経るだけでも、有能な秘書へ近づく一歩だと考えるべきです。家に長時間閉じこもって、黙々と問題集をこなしているだけの人よりも、外へ出てにこやかに人と接して、さまざまな問題を解決できる人が有能な秘書に向いていると言えますし、あらゆることに前向きに取り組む、自分を磨くことに熱心な人を求めているのが秘書検定だとも言えるでしょう。
