秘書検定の日程・問題・面接について、合格者が語ります。

1級の準合格は廃止

かつて、1級の合格者には「必須資格」というものがあり、英検2級以上であるとか、TOEIC470点以上であるなどの「英語系」の資格が必須で、それに加えてタイプライター(ほとんど死語ですね)、ワープロ、珠算、速記などの選択資格を取得している場合のみ秘書検定も合格となっていました。未取得の場合は、秘書検定1級に「準合格」となり、筆記試験の日から1年以内に英語系と技能系の資格を取得しなければなりませんでした。しかし、この制度は平成15年から廃止になったそうで、現在では、秘書検定の筆記と面接に合格すればそのまま正式な合格となるそうです。(平成21年6月16日確認)

たしかに、パソコンが一般に浸透していなかったつい20年ほど前までは、そろばんで正確に計算する力というのが優秀な秘書に絶対必要な技能でした。書類は手書きが当然で、タイプやワープロを打てるというのは特殊技能でした。21世紀もそろそろ10年にさしかかろうかという現在、ワープロを打てない人はほとんど現場におらず、オフィスから旅費の計算をするそろばんは消えて、専用ソフトで計算する時代になりました。あえて別の資格を要求しなくても、ITスキルだけでこれらの職務は遂行できる時代になったのだと言えるでしょう。だからこそ、ITで解決できない「人柄」「資質」の部分をますます問われている、と言うこともできます。

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